Collonil 馬毛ブラシ(ブナ)

汎用性の高い馬毛製ブラシ

弾力性に富んだ馬毛を豊富に使用したブラシです。
汚れ落としや仕上げのポリッシングなどに幅広く使用できます。
ブナ製の柄を木のぬくもりが感じられるナチュラルなクリア塗装で仕上げました。
毛の色はブラウン、ブラックの2色展開です。
生産地 台湾
サイズ W170mm×D55mm×H45mm
注意事項
  • 毛先が汚れた場合はウェットティッシュで拭き、風通しの良い暗所で乾かしてください。
  • 柄は天然のブナ材を使用しているため、色味や木目の入り方には個体差があります。
  • 毛は天然の馬毛を使用しているため、色味や太さ、硬さは時期により変化があります。
  • 環境要因により、毛や柄にカビが発生する恐れがありますので風通しの良い場所で保管して下さい。
ブランド Collonil(コロニル)
使用方法
  1. 製品に対して毛を立てるように当て、一定方向にブラッシングしてください。
対象素材・製品
  • スムースレザー、起毛皮革(スウェード、ヌバック等)、合成皮革、テキスタイル、防水透湿素材など
  • 靴、バッグ、ウェア、小物など
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数

ブラウン

品番
0020
メーカー希望小売価格
1,800円
商品コード
07010019398000000000
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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ブラック

品番
0021
メーカー希望小売価格
1,800円
商品コード
07010019751000000000
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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馬毛ブラシ(ブナ)

ホコリ落としから仕上げ磨きまで。メンテナンスに欠かせない定番ブラシ

コロニル「馬毛ブラシ(ブナ)」は、靴やバッグなどのお手入れに欠かせないベーシックツールです。日本正規代理店の企画により、コロニルの承認を受けて販売されている公式アイテムであり、その品質と使いやすさは、リニューアル前後を通し長年にわたって多くのユーザーに支持され続けています。

毛部分は、適度なコシとしなやかさを併せ持つ馬毛を豊富に使用しました。ある時は素材の表面や隙間にアプローチして、ホコリや汚れをしっかりと除去し、ある時は、お手入れの最後の仕上げに素材のツヤを引き出すポリッシング用として、靴やバッグ、小物類など幅広い対象物・用途に活躍します。毛のカラーはブラウンとブラックの2色、ケアの目的や革の色に合わせた使い分けも可能です。

柄には、手にしっくりと馴染む、目の詰まったブナ材を使用し、木の風合いを活かしたナチュラルなクリア塗装で仕上げています。見た目の美しさと扱いやすさを兼ね備えたデザインは、使うたびにメンテナンスの時間に特別な心地よさをもたらしてくれます。機能性だけでなく、道具としての佇まいにもこだわった馬毛ブラシ(ブナ)は、レザーケアの基本を支える一本として、初心者から上級者まで自信を持っておすすめできる商品です。


扱いやすさと温もりをプラス。愛され続ける馬毛ブラシが生まれ変わりました

靴やバッグのメンテナンスの基本アイテムとして長年ブランド上位の売上にあった馬毛ブラシは、2024 年に仕様の大幅リニューアルを行いました。背景には、ユーザーの声、時代のニーズ、価格維持等、様々な理由が混在しています。

「もう少し小さい方が手に馴染む」多くのお客様からいただいた、このような声を反映し、柄の幅や、評価の高い毛足の長さはそのままに、柄の長さのみを2cm短く、より扱いやすいサイズ感に見直しました。また、コロニルが重視する環境への配慮やサスティナビリティのイメージに合わせ、従来のマホガニー色に塗装した柄からブナ材の風合いを直に感じられる自然な塗装とロゴ入れにデザインを刷新しました。

最後に価格面の理由です。馬毛ブラシは、レザーはじめ様々な素材のケアの基本となるアイテムであり、初心者が最初の一本として選びやすく、また使い心地に満足した方が革の色や用途に合わせて2本目・3本目を揃えやすいことが重要です。しかし、近年の原材料や産地の人件費・輸送費の高騰により、従来品の価格は十数年で倍以上となり、その手軽さを保つことが困難となっていました。この商品本来の役割・立ち位置を今一度見つめ直し、入手しやすい価格を目標とし開発し直した、これがリニューアルの3つ目の理由です。


レザーケアだけじゃない、馬毛ブラシの使い道

レザーケアの基本アイテム馬毛ブラシですが、近年人気の洋服ブラシの代わりとしても意外に役立ちます。洋服ブラシの役割は、生地表面のホコリを落とす、繊維の目を整える、寝てしまった繊維に空気を含ませ、ふっくらとさせて型崩れを直す、このようなものがあります。洋服専用に作られたブラシと比べると、毛足の長さやハンドルの形状に物足りない部分はありますが、お値段以上には役立ってくれますので試されてみてはいかがでしょうか。また、洗濯機のゴミ取ネットを掃除し忘れて洗濯物についてしまったゴミを落とすのにも役立ちます。ただし、お洋服に使うブラシは靴クリームなどを扱ったものとは別にするのが安心です。


品質・機能・使い心地。人気の馬毛ブラシ(ブナ)が愛される4つの理由

革製品の美しさを保つために欠かせないのが、日々のブラッシング。その品質と使いやすさから、リニューアル前後を通し、多くのレザー愛好家に選ばれ続けるコロニル「馬毛ブラシ(ブナ)」について、ここでは、馬毛ブラシ(ブナ)が長年にわたり支持されている理由を、4つの視点から詳しくご紹介しましょう。


1. 天然馬毛のしなやかさとコシ。高密度=高コスパブラシ

ブラシの要は毛量・毛足と毛質と言って過言ではありません。馬毛ブラシ(ブナ)が多くのユーザーから高く評価されている最大の理由は、その豊かな毛量と長めの毛足にあります。弾力に富んだ天然馬毛の束をたっぷりと贅沢に植毛し、一本一本のしなやかさ・コシを感じられる仕上がりです。密度に加え、毛足も約27mmと長めに設計されているため、毛の弾力を生かし、毛をしっかりとしならせて、効率よくホコリや汚れを掻き出すことができます。

多くのユーザーからいただくのが「毛量や密度の高さに比して、価格が良心的」との声。コストパフォーマンスの面でも優れた一本として支持されています。レザーケアを習慣にしている方にとっても、これから始めたい方にとっても、納得の品質とお求めやすさを備えたブラシです。


2. 指が自然に収まる。手に馴染む柄の設計

使いやすさの要因は、計算し尽くされた持ち手の設計にあります。靴は履いたら軽くでもブラッシングをしておきたいものですが、このブラシは毎日でも快適に使えるよう、手にしっかりと馴染むフォルムと構造にこだわって作られています。

ポイントは2つ、1つ目は柄の両サイドに彫られた溝。柄を持つと、この溝に指がしっかりとはまって安定し、長時間のブラッシングでも手が疲れにくく、安定した動作を維持することができます。指が毛側に滑ってしまうこともなく、ストレス無いブラッシングを約束してくれます。

2つ目は、柄全体がわずかにカーブしていること。これにより、手首のスナップを使ったブラッシング動作がしやすくなっています。小さな違いですが、この反りが平らな柄では得られない快適さを生み出すのです。


3. 天然素材のぬくもりを手のひらに感じる。ナチュラル仕上げのブナ材

今回のリニューアルにおける、大きなポイントの一つが、柄に使用されたブナ材の仕上げです。従来のマホガニー色の塗装から一新し、木材本来の風合いを生かすナチュラルなクリア塗装に変更しました。従来品の発売から年月が経ち、コロニルブランドはプラ容器を再生プラスティックに、フッ素配合の廃止に、ブランドの目指すサスティナブルなあり方を具体化しています。こうしたブランドの目指す方向性に呼応したリニューアルとも言えるでしょう。余談ですが、カラー塗装とクリア塗装、塗装にかかるコストは変わらず、むしろクリアの方が木材に欠点がある場合は隠せないというデメリットがあるのだそうです。

ブナは繊維が緻密で、しっかりとした重みと丈夫さを備えた素材です。その堅牢さに加え、目の詰まった美しい木目は家具などにも重宝されています。素材の持つ本来の美しさ・ぬくもりが自然なクリア塗装により際立ち、道具でありながらインテリアとしても映える佇まいに仕上がっています。使い続けるほどに少しずつ色が深まり、手の脂や時間の経過により艶を帯び、味わい深く変化していくのも天然木ならではの魅力です。


4. 見た目だけじゃない。実用性を高める2色の毛色

ブラシの毛色は、ブラックとブラウンの2色展開です。毛色は、見た目のお好みで選んでいただくのももちろん素敵ですが、実用性にも大きく関わります。レザーケアにおけるブラッシングでは、使用するクリーム等に含まれる顔料や、ケアする革の色がブラシに付着することがあり、それが次に使う革製品に色移りする恐れがあります。たとえば、ブラックの革靴に使用したブラシで、次にライトブラウンのバッグを磨いた場合、思わぬ色移りが起きてしまうことも少なくありません。

こうしたトラブルを避けるためには、ブラシを「カラーレス用」「濃色用」「淡色用」など用途別に使い分けることがおすすめです。ブラックとブラウン、毛色は2色展開でご用意していますので、色や用途によって使い分けると安心です。


磨き方も、保管も、お手入れも。活用の基本とコツ

馬毛ブラシ(ブナ)は、日々のレザーケアはじめ様々な物のメンテナンスに役立つ基本アイテムです。使い方は簡単ですが、その性能を最大限に活かすために、知っておくと便利な持ち方や使い方のちょっとしたポイントがありますので、ご紹介しましょう。


用途別に変える持ち方。快適なお手入れのために

柄の側面には、「溝」が彫られていますが、これは飾りではなく、実用性のための設計です。この溝の片側に親指、逆側にその他の指を自然にかけることで、指が滑らずしっかりとブラシを固定してブラッシングできます。余分な力が入りにくいため、長時間のブラッシングも疲れを感じずに行えることでしょう。指が柄でしっかりと止まり、毛の方へはみ出さずに済むのも、ストレスないブラッシングには嬉しいポイントです。

靴やバッグなどの広い面積のブラッシングや、仕上げ磨きには、ブラシの柄を横向き(腕と垂直)に持つのが効果的です。ストロークを大きく取りやすいため、効率よくホコリや汚れを払うことができ、速いストロークにより革の自然なツヤを引き出しやすくなります。

靴のコバ(縁)や縫い目の隙間、バッグの金具周りなど、細かい箇所のホコリや汚れをブラシで取り除きたい時は、柄を縦方向(腕と平行)に持って使うのがおすすめです。毛先をコントロールしやすいため、狙った部分に的確にアプローチできます。それぞれ、目的に合わせて持ち方を使い分けてみましょう。


手入れされた革は日々のブラッシングでも“ツヤ”が戻る

オイルやクリームで定期的に手入れされた革製品は、毎回の使用後に馬毛ブラシで軽くブラッシングするだけでも、与えた油分が浮き上がりツヤが戻ります。靴やバッグなどは、外出から帰ったタイミングで軽くブラッシングしておくと、汚れの蓄積を防げるだけでなく、次のケアまできれいな状態を保つことができます。


快適に使い続けるための「ブラシの」お手入れ法

活躍の場が多い馬毛ブラシだからこそ、ブラシそのものの手入れ方法についてのお問い合わせもユーザーからはいただきます。毛の汚れが気になった時は、やり方に注意すれば毛を洗うことも可能です。

まず、毛についたクリームやホコリをティッシュペーパーなどで拭き取ってから、毛の部分をぬるま湯でやさしくすすいで洗い流してください。この際、人間用のシャンプーを使うと、油分や汚れがより落としやすくなります。ただし、洗う際には木製の柄部分や毛束の根本は、なるべく濡らさないよう注意し、毛の部分のみをやさしく洗いしましょう。

洗浄後は、水分をタオルなどを押し当てて取り除き、風通しのよい日陰で、自然乾燥させてください。ドライヤーや直射日光、ストーブなどで急激に乾かそうとすると、馬毛が硬くなったり、柄にヒビが入ったりする恐れがありますので注意しましょう。乾燥後は完全に乾いたのを確認してからお使いください。


天然素材ならでは、馬毛の特性や保管の注意点

馬毛は天然素材のため、多湿下では、カビの発生や嫌なニオイ、虫食いなどのトラブルにつながる恐れがあります。そのため、保管の際は湿気を避け、風通しの良い乾燥した場所を選ぶようにしましょう。特に毛を洗った後は、完全に乾いたことを確認してから収納することが大切です。

また、天然の馬毛は、毛の色味や太さ、コシの強さに個体差があります。これは不具合ではなく、天然素材ならではの特性であり、同一商品のブラシでも、入荷時期により、時には同時に作られたものでも一本ごとに少しずつ表情が異なることがあります。こうした違いは、素材ならではの味としてお楽しみいただければ幸いです。


正しい使い方とお手入れを知っておけば、長く快適に使え、革製品の美しさを引き出す心強い存在になります。ぜひ日々のケアに取り入れてみてください。


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