Collonil ポリッシングクロス
お手入れに幅広く使えるコットンクロス
ケア用品の塗布やスムースレザー製品の乾拭きなどに幅広く使用できます。
| 生産地 | 台湾 |
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| 注意事項 |
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| ブランド | Collonil(コロニル) |
| 使用方法 |
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| 対象素材・製品 |
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メンテナンスの必需品、幅広く使えるコットンクロス
ポリッシングクロスは、レザーケアを始め、様々なもののメンテナンスに欠かせないコットン製クロスです。「ポリッシングクロス=磨く布」という名前ですが、このクロスの活躍シーンは、仕上げ磨きだけに留まりません。
お手入れ最初のホコリ落としから始まり、革に栄養や色を与えるクリームの塗布、泡状・ジェル状・スプレーなど様々なタイプのクリーナーを使った汚れ落とし、ワックスを使った磨き上げ、そして仕上げ磨き。様々なシーンでポリッシングクロスは活躍します。
「お手入れに使うクロスは、古いタオル、Tシャツの切れ端で良いのでは?」クロスをお使いでないお客様からは、こんな声をいただくこともしばしばありますが、専用クロスを使うメリットとは何か、ポイントごとにご紹介しましょう。
適度な厚みがもたらす、快適な使い心地
このクロスがレザーケアを始めとするメンテナンスにおいて高い評価を得ている理由の一つは、その適度な厚みにあります。
古着など薄手の布では、革製品にクリームやクリーナーを塗布する際、ケア用品が布の裏側に染み出してしまう、いわゆる「裏抜け」が起こってしまいがちです。裏抜けは手が汚れて不快なだけでなく、必要以上にケア用品を無駄に消費してしまいます。ポリッシングクロスは、裏抜けしにくく、かつ使いにくいほど厚くない、絶妙な厚みによってストレスないメンテナンスを実現します。
仕上げ磨きに、クリームの塗布に、起毛加工が引き出す効果
クロスの表面に施された細かな起毛加工は、メンテナンス時に主に3つの良い効果をもたらします。
まず一つ目に、ホコリを絡めとる効果です。お手入れの最初のステップは、表面のホコリなどをクロスやブラシで落とすことで、これはその後に使うクリーナーやクリームの力を最大限に引き出すための準備動作です。クロスの細かな起毛は、ホコリを絡め取って効果的に除去してくれます。
二つ目に、クリームやクリーナーを塗布する時、クロスの細かな起毛と適度な厚みが、クリームやクリーナーをしっかり保持し、対象物に塗布した際のムラを起こりにくくしてくれます。革に栄養を与えるクリームは特に、クロスがクリームを保持することにより、均一になじみ、しっかりと浸透させることができます。
三つ目に、仕上げ磨きの効果をアップしてくれることです。細かな起毛があることにより、乾拭きのツヤ出し効果を増し、より美しい仕上がりを助けてくれます。
世界で愛されるブランドと、日本の商品開発力が融合
ポリッシングクロスは、他の多くのコロニル商品と異なり、日本の正規代理店が企画して、レザーケアの老舗ブランド コロニルからの承認を得て、販売されています。世界100ヶ国以上で愛用されるコロニルの商品へのポリシーと、日本のユーザーが求める商品とが、高いレベルで融合した結果と言えるでしょう。
ポリッシングクロスのお手入れ方法
「使った後のクロスは手入れできますか?」これはお客様からよくいただくご質問のひとつです。このポリッシングクロスは、洗濯して繰り返しご使用いただくことが可能です。ただし、いくつかご注意いただく点がございますので、ご確認ください。
【縮み・風合い変化】洗濯することで縮みや風合いの変化が生じます。洗濯前と同様にお使いいただけますが、質感や大きさは変わりますので、ご了承ください。
【他の洗濯物への色移り等に注意】色物のクリームを使った後のクロスや、頑固な汚れが付いたクロスは、他の洗濯物に色や汚れが移ったり、汚れが広がったりする可能性があります。そのため、これらのクロスは他の洗濯物とは分けて単体で洗うか、洗濯機に入れる前に手洗いで大まかな汚れを落としてから洗うようにしてください。
これで完璧!ポリッシングクロス活用術
お客様のメンテナンスをレベルアップさせる、ポリッシングクロスの効果的な使い方と、ぜひ知っておいていただきたい注意点を詳しくご紹介いたします。
指に巻くだけ。ムラなく均一な仕上がりを実現
ポリッシングクロスを使って、クリームやゲル状のケア用品を塗る際、最もおすすめの使い方は、クロスを指に巻いて使用する方法です。これにより、まるでご自身の指で直接ケアしているかのような繊細な感覚で、クリームやゲルをムラなく、そして均一に伸ばすことができます。
クロスの巻き方に関して特に決まった「正解」はありません。大切なのは、クリームやゲルを実際に取る指の腹の部分に、クロスがシワなくしっかりと密着していることです。そうすることで、ケア用品を無駄なく均一に広げることができます。
ご自身にとって最も使いやすく、しっくりくる巻き方を見つけるのもいいでしょう。もし迷うようでしたら、インターネット上の動画サイトなどで紹介されている様々なテクニックを参考に、ご自身に最適な方法を研究してみるのも有効な手立てとなるでしょう。
広範囲や乾拭きには、指巻きではなく「畳み」がおすすめ
レザーソープのようなフォーム(泡)タイプのクリーナーを、バッグやブーツなど広範囲に使う際や、メンテナンスの最後の乾拭き仕上げを行う場合、このクロスの効果的な使い方は、あえて広げずに六つ折りに畳んだまま使用することです。
畳んで使うことにより、クロスに十分な厚みが生まれ、手のひらにしっかりとフィットします。多少、力を入れてもクロスが途中でよれたり、丸まったりする心配がなく、安定した状態で作業を進めることができます。
大切な物のために。クロスは用途別に
色物のクリームを使った後のクロスや、クリーニングに使い汚れが付着したクロスをそのまま他の製品に使い回すのは避けてください。他の製品への色移りや汚れ移りの原因となる危険性があるためです。特に、薄い色のレザー製品に色移りや汚れが付着すると目立ちやすく、補色クリームの場合は完全に落とすのが困難な場合がありますので、使用しないよう、特にご注意ください。
大切な物を汚さないため、カラーレス(無色)用、色物用、そしてクリーニング用といったように、クロスは用途を明確に分け、専用として使い分けることを強くおすすめします。この一手間が、安心に繋がることでしょう。
「ポリッシングクロス」の使い方をマスターすれば、より効率よく効果的なメンテナンスが可能となります。ぜひ今回ご紹介したコツと注意点を参考に、日々のケアに取り入れてみてください。