クリーナーの選び方ガイド

Collonil クリーナー 目的・素材別 選び方ガイド

素材と汚れに合わせた
最適なクリーナー選びを。

「クリーナーがいくつもあって、どれを選べば良いかわからない」これはエンドユーザー様、小売店様双方からいただくご意見です。一口にクリーナーと言っても、スムースレザー、起毛皮革、エナメル、スニーカーなど、対象となる素材やアイテム、汚れのタイプや強さにより最適なアイテムは異なります。

本ページでは、小売店様での接客販売や、修理店様でのメンテナンス業務の効率化にお役立ていただけるよう、クリーナーの基礎知識から多数あるクリーナー商品の用途別比較までをご案内します。バックヤードでの備品選びや接客の参考としてご活用ください。

クリーナーの基礎知識

なぜクリーナーが必要なのか

革を例に挙げると、クリーナーには次のような重要な役割があります。皮革製品を長持ちさせるためには、クリームによる栄養補給の前の下準備として「汚れ落とし」が不可欠です。皮革は本来通気性のある素材ですが、蓄積したホコリや古いクリーム、付着した汚れを放置すると、皮革の通気性が損なわれ、ひび割れやカビの発生原因となってしまいます。また、適切なクリーナーで表面をすっぴんの状態に戻すことで、その後のクリームの浸透性が格段に向上します。

クリーナーを使用する適切な頻度・タイミング

汚れを落とすことは重要ですが、特にスムースレザーにおいては、クリーナーの使い過ぎは皮革から必要な油分を奪い、乾燥を招く恐れがあります。そのため、毎回のお手入れで使用する必要はありません。汚れが特に気にならない時は、目安としては「クリームでの保湿・栄養補給を3〜4回行うごとに1回(すっぴん戻し)」程度の使用が理想的です。対して起毛皮革の場合は、汚れが定着するとスムースよりも落としにくいため、汚れに気づいた時のこまめな対処がおすすめです。また、シーズン終わりの長期保管前には、カビ予防としてカビの養分となる汚れを残さないよう念入りなクリーニングを行いましょう。

失敗を防ぐための重要なポイント(プレテスト)

皮革は仕上げの染め方や加工、さらには個体差や部位差によって、ケア用品への反応が異なる場合があります。そのため、どんなにマイルドなクリーナーであっても、初めて使用するアイテムの場合は「必ず目立たない箇所(内側など)でシミや色落ちが生じないかテスト(プレテスト)」を行うよう、お客様へのご案内をお願いいたします。また、汚れを落とそうと強くこすりすぎるのは銀面(表面)を傷つけるため厳禁です。頑固な汚れは一回で落とそうとせず、徐々に落とす・目立たなくすることも大切です。

クリーナーの主な種類と特徴

ジェル・クリームタイプのクリーナー

ローション・ジェル・クリームタイプ

布に取って汚れを拭き取るタイプです。水性は手垢やくすみなどの水性汚れ、油性は古いワックス・クリームなど、溶剤系は洗浄力が高く頑固な油汚れの除去や速乾性のものはシミのできやすい革に適しています。対象素材の特性や汚れの種類に合わせて使い分けることが重要です。

フォーム(泡)タイプ

フォーム(泡)タイプ

きめ細かい泡で汚れを包み込み、浮かせて落とすタイプです。広い面積に伸ばしやすいため、バッグやブーツなどケアに手間のかかる大型アイテムに便利です。泡はムラになりにくく、ケア初心者の方にもおすすめしやすい点もメリットです。

消しゴム・ラバータイプ

消しゴム・ラバータイプ

水や溶剤を使わず、物理的な摩擦で汚れをこすり落としたり、ラバー(ゴム)に汚れを移して落とします。起毛皮革(スウェードやヌバック)の汚れ落としは、寝てしまった毛を起こす必要があるためこのタイプが基本となります。他のクリーナーでシミのできる恐れのある素材にも重宝します。

クリーナー用途・素材比較一覧

オールマイティ(全素材対応)
商品名 クリーン&ケア
クリーン&ケア
シャンプーダイレクト
シャンプーダイレクト
カーボン クリーニングフォーム
カーボン
クリーニングフォーム
オーガニック バンブーローション
オーガニック
バンブーローション
アクティブ クリーナー
アクティブ
クリーナー
対象アイテム 靴、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等 スニーカー、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等
主な対象素材 全般 全般 全般 全般 全般
容量 200ml 100ml 125ml 200ml 200ml
容器/形状 ポンプ式ボトル/フォーム スポンジ付きボトル/液体 フォーム缶/フォーム ミストボトル/液体 ミストボトル/液体
すすぎ・水拭き 必要(すすぎまたは水拭き) 必要(すすぎまたは水拭き) 必要(絞った布で拭き取る) 不要 不要
特徴・主な用途 丸洗いに使える強力なクリーナーだが、保湿成分を含むため洗い上がりがパサつきにくい 硬めのブラシ付きボトルが頑固な汚れに便利。サンダルインナーのクリーニングに最適 幅広い素材にすすぎ不要で手軽に使える。ブラシの併用で洗浄効果アップ 汚れを落としながら天然バンブーエキスで保湿効果を与える 幅広い素材に使えるミストクリーナー。登山靴、ウェアなどアウトドアグッズに
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スムースレザー
商品名 ユニクリーム
ユニクリーム
レザーソープ
レザーソープ
シリコンポリッシュ
シリコンポリッシュ
対象アイテム 靴、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等
主な対象素材 スムースレザー スムースレザー、合成皮革 スムースレザー
容量 60ml 200ml 75ml
容器/形状 プラスティックジャー/クリーム フォーム缶/フォーム チューブ/クリーム
すすぎ・水拭き 不要 不要 不要
特徴・主な用途 革靴表面の汚れや、蓄積した古い靴クリームを優しく除去する すすぎ不要で使いやすい。広範囲に便利。コーティングキャンバスなどにも向く。水分が多いのでヌメ革等には不向き 革の汚れを落としながら油分を補給し柔軟にする。財布内側の汚れ落としに便利
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デリケートレザー
商品名 ライニガー
ライニガー
ソフトガミ
ソフトガミ
デリケートクリーム
デリケートクリーム
対象アイテム 靴、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等
主な対象素材 全般 スムースレザー、エナメル スムースレザー
容量 200ml - 60ml
容器/形状 スプレー缶/液体 消しゴム プラスティックジャー/ゲル
すすぎ・水拭き 不要 不要 不要
特徴・主な用途 油汚れやタール、古いワックスの除去、カビ取りなどに活躍する強力な溶剤クリーナー。非常に速乾なのでヌメ革等にも安心。布に吹き付けて使う。 水や溶剤を使わず、こすって落とす部分汚れに便利な消しゴムタイプ。シミのできやすい革にも安心。エナメルのスジ汚れにも効果的 保湿成分入りのゲル状クリーナー。白いのくすみ汚れやデニム汚れに効果的
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起毛皮革(スウェード・ヌバック等)
商品名 ヌバックボックス
ヌバックボックス
スウェードクリーナー
スウェードクリーナー
クレープブラシ
クレープブラシ
コンビナイロンブラシ
コンビナイロンブラシ
スウェードブラシ
スウェードブラシ
対象アイテム 靴、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等 靴、バッグ、ウェア、小物等
主な対象素材 起毛皮革 起毛皮革 起毛皮革 起毛皮革 起毛皮革
容量 - - - - -
容器/形状 ゴムブロック ゴムブロック 柄付きゴムブラシ 柄付きゴムブラシ 柄付きワイヤーブラシ
すすぎ・水拭き 不要 不要 不要 不要 不要
特徴・主な用途 ゴム製の汚れ落としと、起毛を立てる仕上げ用の両面クリーナー。ブラシタイプよりも力が入り過ぎず繊細な革にも安心 起毛皮革の固まった頑固な汚れを落とすハードクリーナー。他のクリーナーで落ちない汚れへの部分使いがおすすめ クレープ状の柔らかなゴムの起毛皮革用クリーニングブラシ。しっかりしたハンドルタイプ。仕上げブラシ付き 細かなゴムの突起が起毛皮革の汚れを絡めとるクリーニングブラシ。仕上げ用ブラシやヘラなどが付いた多機能タイプ 金属ながら起毛皮革を傷つけない極細の真鍮ワイヤーを高密度に植えた起毛専用ブラシ。
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特殊素材・部分用(エナメル・ラバー・ソール等)
商品名 カーボン ミッドソールクリーナー
カーボン
ミッドソールクリーナー
ラバーブーツクリーナー
ラバーブーツクリーナー
ラックムース
ラックムース
対象アイテム スニーカーのソール ラバーブーツ、他アイテムのゴム部分 靴、バッグ、ウェア、小物等
主な対象素材 ラバー、スポンジ等 ラバー(ゴム)※天然、合成問わず エナメル(パテントレザー)
容量 100ml 150ml 200ml
容器/形状 プラスティックボトル/乳液 ミストボトル/液体 フォーム缶/フォーム
すすぎ・水拭き 不要 不要 不要
特徴・主な用途 スニーカーのミッドソール(ソール側面)の汚れや黒ずみを強力に落とす専用クリーナー ラバーの汚れを落としながら保護し、ヒビ割れを予防するクリーナー。白いブルーム汚れも落とす エナメルのくもり・汚れをすっきり落とし劣化を防ぐ
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番外編:栄養補給と汚れ落としを1本で。

1909レザークリーム
1909レザークリーム
時間がない時や、出張・旅行先でのケアに便利なのが、栄養補給をメインとしながら軽い汚れ落としも兼ね備えたアイテムです。Collonilの最高峰ラインである「1909レザークリーム」は、上質な保湿効果を与えつつ、表面の軽微な汚れを優しく落とすことができます。本格的なクリーニングの合間の、日常的なクイックケアとしておすすめです。
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クリーニング前後のケアステップ

STEP 1

クリーニング前の準備

いきなりクリーナーを使うのではなく、まずは馬毛ブラシなどで表面のホコリや泥をしっかりと払い落としましょう。ホコリが残ったままクリーナーを使うと、汚れを素材内部に浸み込ませてしまう原因になります。

STEP 2

クリーナーによる汚れ落とし

素材に合ったクリーナーを使用し、優しく汚れを落とします。強くこすりすぎると素材を傷める恐れもあるため、様子を見ながら丁寧に作業を行うことがポイントです。凹凸のある素材でクロスが汚れに届きにくい場合は、豚毛ブラシにクリーナーを付けて使うのもおすすめです。

STEP 3

クリーニング後の保湿と保護

皮革の場合、クリーニング後は汚れと一緒に水分や油分も抜けて乾燥しやすい状態となります。必ずクリームなどで保湿と栄養補給を行います。最後に防水スプレーで表面を保護し、汚れや水から守りましょう。

合わせて揃えたい、基本のケアアイテム

馬毛ブラシ(ブナ)
馬毛ブラシ(ブナ)
STEP1のホコリ落としに必須。
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ポリッシングクロス
ポリッシングクロス
汚れの拭き取りや仕上げ拭きに。
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1909シュプリームクリームデラックス
1909シュプリームクリームデラックス
クリーニング後の栄養補給に。
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ウォーターストップ
ウォーターストップ
汚れと水分をブロック。
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よくあるご質問(FAQ)

スニーカーの汚れ落としで一番おすすめなのはどれですか?
水を使わず手軽に洗える「カーボン クリーニングフォーム」や、強力な洗浄力を持つ「シャンプーダイレクト」がおすすめです。スニーカーは革、化繊などコンビ素材も多いため、対応素材が多い点もポイントです。ソールの黒ずみには「カーボン ミッドソールクリーナー」を併用すると効果的です。
古い靴クリームは毎回落とす必要がありますか?
毎回落とす必要はありませんが、クリームやワックス、光沢剤を塗り重ね続けるとひび割れてしまったり、皮革の通気性が損なわれます。3回から4回に1回程度は「ユニクリーム」「ライニガー」などで古いクリームを落とし、すっぴんの状態に戻すことをおすすめします。
水拭きが必要なクリーナーの使用後はどうすればいいですか?
濡らして絞ったきれいな布やタオルで泡や汚れをしっかりと拭き取ります。スニーカー等丸洗いのできるアイテムであれば、流水ですすいでも良いでしょう。その後、風通しの良い日陰で十分に乾かしてから、革の場合は保湿クリームやオイルスプレー等で栄養補給を行ってください。
エナメルや爬虫類皮革にも使えるクリーナーはありますか?
エナメル(パテントレザー)には専用の「ラックムース」をご使用ください。爬虫類皮革には、おすすめできるクリーナーはありません。一般的なクリーナーはシミやツヤ落ちの原因となるため使用をお控えください。

※掲載画像はイメージです。本サービスは予告なく変更または終了する場合がございます。ご使用前に必ず目立たない箇所でテストしてください。一部の特殊素材にはシミ・色落ち等の起こる場合があります。

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